調弦の基本とピッチの合わせ方
こんにちは、つかなむです。
今回は「調弦」について、特にピッチの合わせ方に焦点を当ててお話しします。弦楽器を弾く上で欠かせない調弦ですが、意外と難しいものです。正確なピッチで合わせることができれば、より豊かな音楽表現が可能になりますよ!
Aの音での調弦が一般的
一般的には、Aの音(ラ)を基準にして調弦を行います。通常は442Hzくらいのピッチで合わせることが多いです。ピアノやチューナーを使ってAの音を出して合わせる方法が一般的ですね。
しかし、周囲が騒がしい環境だとうまく聞き取れないこともありますし、チューナーの音と自分のAの音が合っているかを確認するのも、初心者には難しいと感じるかもしれません。チューナーは一定の音を出し続けますが、弦楽器の音は倍音を含み、弦の強さや弾き方によって微妙に音が変わるため、調整が難しいのです。
ハーモニクスでの調弦の難しさ
弦楽器には、ハーモニクスを使って調弦する方法もあります。例えば、A線の中央を軽く触れるとオクターブ上のAの音が出ますし、D線の第4ポジションでもAの音が得られます。しかし、ハーモニクスを使うと音色が異なるため、正確に合わせられているか不安になることがあります。
調弦がうまくいかないと、演奏が調和しないので、調弦は非常に重要です。さらに、Dの音を少し低めに調整したり、A線をGの音に合わせることもあるため、調弦は奥が深いものです。
音感がなくてもできる調弦の方法
ピアノを習っていて音感がある人は比較的楽に調弦できますが、そうでない人はどうすればよいのでしょうか?無理せずにマイク付きのチューナーを使うのが一番です。
調弦のポイント
- 毎日同じ強さで弦を弾きながら調弦することが大切です。音が安定し、より正確な調弦ができます。
- チューナーで合わせた音と、耳で音感を頼りに合わせた音には微妙な違いが出ることがあります。チューナーは純正律で設計されているため、ビブラートなどで細かなズレを修正できます。
最初はチューナーを使い、少しずつ耳を鍛えることで、次第にマイクを使わなくても調弦できるようになるでしょう。ちなみに、つかなむも長年マイク付きチューナーを愛用しています。
それでは、また次回お会いしましょう!
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