大人になってからチェロを始めるあなたへ:ビブラート

こんにちは、つかなむです

今回は、チェロのビブラートを上達させるための練習方法をご紹介します。

ビブラートはチェロの音を深みのあるものに変える重要なテクニックですが、習得するのには時間がかかります。無理のない練習で、自分のスタイルを見つけていきましょう。


ビブラートの基本的な練習方法

1. 【腕の動かし方を意識する】

腕を上下にゆっくりとした感覚で動かします。この動きに慣れることで、スムーズなビブラートが身につきます。

2. 【指の動きを練習する】

指を伸ばして戻す動作を繰り返し練習します。手のひらでビー玉を転がすような感覚を持つと、自然な指の動きが得られます。

3. 【ゆっくりから始める】

最初は速さを求めず、ゆっくりとしたビブラートをかける練習をします。膝の上でチェロを持ちながら練習すると、手の動きを確認しやすいです。

4. 【左手の親指を意識する】

左手の親指を柔らかく使い、弦を押さえる力を調整します。親指が硬直しないようにリラックスしましょう。

5. 【腕の重みを利用する】

指の力だけで弦を押さえず、腕全体の重みを利用してビブラートをかけます。この方が安定した音を出せます。

6. 【振る方向を意識する】

ビブラートの動きは、指を押さえてからチェロの頭(ペグ)の方向に振るように意識します。

7. 【力を抜く】

早くかけようとすると力が入りすぎてしまうので、リラックスした状態で練習しましょう。「程よい力加減」が大切です。


ビブラートのポイント

  • 基準の音を意識する: ビブラートは、基準の音を中心に低い音から戻る動きです。基準の音を上下に振幅させるわけではありません。
  • 心の余裕を持つ: 左手に余裕を持つことが美しいビブラートを生む鍵です。
  • 継続的な練習: 毎日少しずつ練習を積み重ねていくことで、徐々に自分のビブラートを完成させましょう。

最後に

焦らず、無理のないペースで練習を続けてください。自分らしい音を追求する過程も楽しんでいきましょう!

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