こんにちは、つかなむです
今回はクレッシェンドとデクレッシェンドについてお話しします。
「クレッシェンド(cresc.)」はだんだん強く、「デクレッシェンド(またはディミヌエンド)」はだんだん弱く演奏することを意味します。譜面上では「<」や「>」の記号で示され、音楽にダイナミクス(強弱)をつけるための大切な要素です。
クレッシェンドとデクレッシェンドの基本
一般的に、
- クレッシェンド(cresc.):音量をだんだん強くする
- デクレッシェンド(またはdim.):音量をだんだん弱くする
とされていますが、その変化は必ずしも直線的ではないということを意識することが大切です。
強弱の変化は「曲線的」なことが多い
実際の演奏では、
- 緩やかに始まり、途中で一気に強くなるクレッシェンド
- 最初に大きく変化し、その後ゆっくり弱まるデクレッシェンド など、曲線的な強弱の変化が自然な音楽表現になります。
これは、呼吸や感情の流れと似ており、人間らしい表現を生み出します。
弓の使い方と連動させよう
チェロの場合、クレッシェンドやデクレッシェンドはボウイングと密接に関係しています。
- クレッシェンド:
- 弓のスピードを上げる
- 弓の圧力を強める
- 弓の使用範囲を広げる
- デクレッシェンド:
- 弓のスピードをゆるめる
- 弓の圧力を抜く
- 弓の使用範囲を狭める
さらに、弓のアップボウ(弓先から弓元に戻る動き)でクレッシェンドをすると、自然と音が大きくなりやすく、表現しやすくなります。 特に弓の上下が含まれる長いフレーズの中では、アップボウでクレッシェンドを取り入れると、流れが自然になり、無理のないダイナミクスが生まれます。
これらを上手く組み合わせることで、自然な強弱の変化を作り出すことができます。
感情をこめた強弱のコントロール
クレッシェンドやデクレッシェンドは、単に音量を変えるだけでなく、感情やストーリーを表現するための手段です。
- フレーズの山場に向けてクレッシェンドする
- フレーズの終わりをやさしくデクレッシェンドで締める
このように、音楽の流れや意味を考えながら強弱をつけると、より説得力のある演奏になります。
まとめ
- クレッシェンドやデクレッシェンドは、直線的ではなく曲線的に変化することが多い
- 弓のスピードや圧力、使用範囲を調整して表現する
- 強弱の変化は、音楽の感情やストーリーと深く関わっている
演奏にダイナミクスが加わると、聴いている人の心に響く音楽になります。ぜひ、曲の流れを意識して、クレッシェンドやデクレッシェンドを練習してみてください!
それではまた!
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